小鼻縮小(鼻翼縮小)の内側・外側・内外側切開、自分の鼻に合う方法は?

要点まとめ
- 小鼻縮小(鼻翼縮小)の切開方法は、何を小さくしたいかで決めます。
- 鼻の穴が大きければ内側切開、小鼻の左右の幅が広ければ外側切開、両方なら内外側切開が適しています。
- 鼻先も広がっている場合や左右差がある場合は、鼻先軟骨結束などの手術も合わせて検討します。
結論:広いのが「鼻の穴」なのか「小鼻の幅」なのかで決まります
小鼻縮小(鼻翼縮小)の切開方法は、何を小さくしたいかで決めます。鼻の穴の大きさを小さくするには内側切開、小鼻の左右の幅を狭くするには外側切開が適しており、両方が必要な場合は内外側切開を行います。
鏡の前で両側の小鼻を指で内側へ軽く押してみると、手術後に近いイメージを確かめることができます。そのとき、鼻の穴が小さくなる変化と、鼻全体の横幅が狭くなる変化のどちらが好ましいかによって、合う切開方法が変わります。
小鼻が広く見える5つの原因
カウンセリングでは「鼻は低くないのに広がって見える」「写真を撮ると鼻ばかり目立つ」というお悩みをよく伺います。同じお悩みでも、原因は人によって異なります。
- 小鼻そのものが左右に広がっている
- 鼻の穴が丸く大きい
- 笑ったときに鼻まわりの筋肉の動きで小鼻がさらに広がる
- 鼻筋は整っているのに、鼻先と小鼻が丸く重たく見える
- 小鼻の皮膚や組織に厚みがある
原因が小鼻だけにあるのか、鼻先や鼻の穴の間の柱(鼻柱)にもあるのかによって、小鼻縮小だけで十分か、ほかの手術を組み合わせるべきかが分かれます。
3つの切開方法を比較
| 方法 | 主に小さくなるもの | 傷跡の位置 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| 内側切開 | 鼻の穴の大きさ | 鼻の穴の内側 | 小鼻の外側の形は整っているが、鼻の穴が大きい場合 |
| 外側切開 | 小鼻の左右の幅 | 小鼻の下の影になる底面 | 鼻の穴の大きさは適度だが、小鼻が横に広がっている場合 |
| 内外側切開 | 鼻の穴の大きさと左右の幅の両方 | 鼻の穴の内側と短い外側の線 | 鼻の穴も大きく、小鼻の幅も広い場合 |
内側切開:鼻の穴が大きい場合

内側切開は、鼻の穴の内側を中心に組織を取り除く方法です。取り除いた分だけ鼻の穴の周囲が小さくなるため、正面や下から見て鼻の穴が大きく見えるというお悩みに向いています。
切開線が鼻の穴の内側に近く、傷跡が目立ちにくいのが利点です。ただし内側だけを小さくする方法なので、鼻全体の左右の幅を狭くする効果は限られます。小鼻の幅も広い方が内側切開だけを受けると、「鼻の穴は小さくなったのに、鼻は広いまま」と感じることがあります。
外側切開:小鼻の幅が広い場合

外側切開は、小鼻の外側の皮膚を取り除いて小鼻の左右の幅を狭くする方法です。鼻の穴の大きさは問題ないものの、小鼻が横に長く広がって鼻が平たく見える場合に向いています。
外側の切開線はどこまで入れるのか
外側切開で最も大切なのは、切開線の長さと位置です。RISE整形外科では、外側の切開範囲を小鼻の下の影になる底面までに限っています。それより上の小鼻の側面まで切開すると正面から傷跡が見えやすくなり、その位置にできた傷跡は再手術でもきれいに整えるのが難しいためです。
内外側切開:鼻の穴と小鼻の幅を一緒に小さくする場合

鼻の穴の大きさも小さくし、左右の幅も狭くしたい場合は、内側と外側を一緒に切開する内外側切開が適しています。内側で鼻の穴を小さくし、外側の切開はできるだけ短くとどめる方法をとると、傷跡の長さのわりに幅を小さくしやすくなります。
切開線は、小鼻の影に隠れるラインの中で終わるようにデザインします。そのため、正面から見たときに傷跡が目立ちにくい位置に残ります。
切らない小鼻縮小とは何が違うのですか
切らない方法(埋没法)は、皮膚を取り除かずに小鼻の脇へごく小さな穴をあけ、糸で両側の小鼻を内側へ引き寄せて結ぶ方法です。外から見える傷跡はほとんどなく、手術時間も10〜20分ほどと短い一方、鼻の穴の大きさは変わらず、糸の力で幅を寄せるだけです。
口を動かすうちに結び目がほどけたり、結び目が保たれていても糸が少しずつ組織に食い込んで引き寄せる力が弱まったりして、時間とともに元に戻ることが少なくありません。糸で引き寄せた分、鼻の穴の間の柱の中央が目立ち、鼻が上を向いて見えることもあります。そのため小鼻に厚みがある場合や大きく広がっている場合には、傷跡が心配だという理由だけで切らない方法を選ぶよりも、傷跡が隠れる範囲で必要な分だけ切開する方法をまずおすすめしています。
小鼻縮小だけでは足りないことがあるケース
小鼻が広く見える原因が鼻先にあることも多くあります。鼻先の軟骨が大きく広がっているのに小鼻だけを小さくすると、小鼻と鼻先のバランスが不自然になり、かえって鼻先が丸く重たく見えることがあります。このような場合は、鼻先の軟骨を寄せる鼻尖形成(鼻先軟骨結束)を一緒に行うと、プロテーゼを使わずに鼻先と小鼻をまとめて整えることができます。鼻先の高さまで補う必要があれば、ご自身の耳軟骨を加えるライズ デュアルノーズをご提案することもあります。
左右の鼻の穴の大きさが違う非対称も、まず原因を確認します。片側の小鼻が大きい場合は大きい側をより多く小さくして揃えることができますが、鼻の穴の間の柱が曲がっている場合や鼻先の軟骨が片側に傾いている場合は、その部分も一緒に矯正する必要があります。顔の左右の高さの違いによる小鼻の高さの差は手術では揃えられないため、完全な対称よりも自然なバランスを目標にします。
回復の流れ
| 時期 | 状態 |
|---|---|
| 手術当日〜2日 | 局所麻酔が切れた後、1〜2日ほど痛みが出ることがあるため、処方された鎮痛薬を服用します。強い痛みが出ることはまれです。 |
| 2〜3日 | 人中と小鼻がむくみ、形が最も不自然に見える時期です。最終的な形ではないので心配はいりません。 |
| 3日目 | 抜糸します。片側2針ほどで、透明の糸で縫合しているため目立ちにくくなっています。 |
| 1週間 | 形がかなり落ち着いてきます。 |
| 2週間 | 大きな腫れはほぼ引き、はじめの赤い傷跡の色もかなり薄くなります。 |
| 1〜3か月 | 傷跡が肌の色に近づき、さらに目立たなくなります。腫れが引くにつれて手術直後より小鼻が少し広がったように感じることがありますが、多くは計画した形に落ち着いていく過程です。 |
| 6か月 | 傷跡の組織がやわらかくなる時期です。さらに小さくしたい場合の再手術は、この時期以降にご相談いただきます。 |
傷跡を目立ちにくくするための原則
傷跡は肌質の影響も受けますが、それ以上に、どれだけ取り除き、どのように縫合するかが大きく左右します。
- 必要な分だけをきれいに取り除きます。
- 筋肉と皮下組織を正確な位置で先に縫い合わせ、皮膚の縫合にかかる張力を減らします。
- 小鼻は皮脂腺が発達している部位で、抜糸が遅れると糸の跡が残りやすいため、3日目に抜糸します。
- 手術後は紫外線対策や傷跡用の軟膏などのケアで、色素沈着を抑えます。
手術後2週間は避けたいこと
抜糸をした後も、内側はまだ完全にはくっついていません。そのため1〜2週間は、人中や小鼻が強く引っ張られる表情や、小鼻を強くこすったり引っ張ったりする動作は避けてください。手術部位が開いてしまうおそれがあるためです。普段どおりに笑ったり話したりする程度の動きは問題ありません。
カウンセリングで確認したいこと
- 広く見える原因が鼻の穴なのか、小鼻の幅なのか、その両方なのか
- 外側の切開線が小鼻の影の中で終わるようにデザインするか
- 顔の幅や目と目の間隔に対してどのくらい小さくするか、小さくしすぎるおそれはないか
- 皮膚の厚みと小鼻の組織の厚み
- 鼻先や鼻柱の状態から、鼻先軟骨結束などほかの手術も一緒に検討すべきか
- 左右差がある場合、手術で揃えられる部分と揃えられない部分
小鼻は一度取り除くと元に戻すのが難しい部位です。小さくしすぎると鼻の穴が縦に細長く狭くなったり、小鼻がほとんど見えなくなってかえって鼻先が丸く重たく見えたりし、こうした結果は後から修正するのが困難です。そのため「どれだけ小さくするか」と同じくらい、「顔に合う分だけ小さくするか」を確認することが大切です。
このコラムは、RISE整形外科のイム・ジョンテク代表院長が院長ブログ(韓国語)で書いてきた小鼻縮小の解説をもとにまとめたものです。
よくある質問
内側切開だけでも鼻は細く見えますか?
内側切開は鼻の穴の内側の組織を取り除いて鼻の穴の大きさを小さくする方法のため、鼻全体の左右の幅を狭くする効果は限られます。小鼻の幅も広い場合は、外側の切開を加える内外側切開をご相談いただきます。
外側切開の傷跡は正面から見えますか?
外側の切開範囲を小鼻の下の影になる底面までに限ると、正面からは目立ちにくくなります。はじめの赤みは多くの場合2週間ほどでかなり薄くなり、その後1〜3か月かけて肌の色に近づきます。肌質によって個人差があります。
抜糸はいつですか?
手術後3日目に抜糸します。小鼻は皮脂腺が発達している部位で、糸を長く残すと跡が残りやすいためです。糸は片側2針ほどで、透明の糸で縫合します。
切らない小鼻縮小でも十分ですか?
小鼻が少し広い程度であれば検討できますが、糸で引き寄せて結ぶ方法のため、結び目がほどけたり糸が組織に食い込んだりして、時間とともに元に戻ることが少なくありません。鼻の穴の大きさは小さくならず、小鼻に厚みがある場合や大きく広がっている場合は、切開する方法のほうが長く保たれます。
時間が経つとまた広がりますか?
切開する方法では手術前のように広がることは起こりにくく、効果の多くが保たれます。手術直後は腫れのためより狭く見え、1〜2か月の間に腫れが引くと少し広がったように感じることがありますが、多くは計画した形に落ち着いていく過程です。笑ったときに小鼻が動くのも後戻りではなく、正常な筋肉の動きです。
もっと小さくしたい場合、再手術はできますか?
鼻の穴の形が不自然にならない範囲でさらに小さくする余地があれば可能です。傷跡の組織がやわらかくなるまで6か月以上かかるため、最初の手術から6か月が過ぎてからのご相談をおすすめします。
参考資料
- 小鼻縮小の手術方法と術前術後の変化(韓国語)(新しいウィンドウ)blog.naver.com
- 小鼻が広くてお悩みなら、小鼻縮小で解決(韓国語)(新しいウィンドウ)blog.naver.com
- 鼻は低くないのに広がって見える:20代女性の小鼻の悩み(韓国語)(新しいウィンドウ)blog.naver.com
- 切らない小鼻縮小の手術方法と効果(韓国語)(新しいウィンドウ)blog.naver.com
- 切らない小鼻縮小、効果は長く続く?(韓国語)(新しいウィンドウ)blog.naver.com
- 小鼻縮小と鼻先軟骨結束、一緒に行うとよいケースは?(韓国語)(新しいウィンドウ)blog.naver.com
- 鼻の穴の左右差、手術でどこまで矯正できる?(韓国語)(新しいウィンドウ)blog.naver.com
- 小鼻縮小後の腫れ・傷跡・痛みはどの程度?(韓国語)(新しいウィンドウ)blog.naver.com
- 小鼻縮小の手術後に絶対してはいけないこと(韓国語)(新しいウィンドウ)blog.naver.com
- 小鼻縮小の後、また広がりますか?(韓国語)(新しいウィンドウ)blog.naver.com
- 小鼻縮小の再手術が必要になるケースと予防法(韓国語)(新しいウィンドウ)blog.naver.com
- RISE整形外科 鼻翼縮小のご案内(新しいウィンドウ)riseps-jp.com
この記事は一般的な医療情報です。手術方法・回復期間・結果には個人差がありますので、形成外科専門医にご相談のうえご判断ください。






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